2021年12月16日
先日、横浜市港北区にて行った外壁塗装の様子をお届けいたします。
こちらの現場では雨樋が壊れており、それを直す為に足場組んだことをきっかけに、気になっていた外壁も工事をしたいということで塗装工事を行いました。
まずは雨樋解体と、高圧洗浄を行います。
塗装をする前に高圧洗浄機を使い、外壁の汚れやチョーキング(塗装の劣化でできた表面の粉)を洗い流します。この工程は塗装後の耐久性にも大きく影響する作業で一見大掛かりな作業に見えますが、細心の注意を払わなければならない工程の一つです。
また、汚れがひどい時には抗菌剤を塗って洗浄します。洗浄機でも落としきれない汚れや苔がある場合は塗装前に薬剤を使って綺麗にします。この抗菌剤を使うと、ひどい汚れもしっかり落とすことができるのです。
続いて、鉄部の錆止め塗装と破風の塗装をします。
錆止め塗料は主に、金属の腐食やサビを防ぐ役割を担っています。
金属面に皮膜を作ることで、錆の原因となる水や酵素を遮断、除去し、サビや腐食を防ぐことができるのです。通常使用されるその他の塗料でも、一定の効果は期待できるものの、塗膜を水や空気を通すためサビの発生を防ぐことが難しいとされています。
そのため、錆止め塗料を使用することで、ある程度のサビの発生や腐食などを防ぐことができるというわけです。
新しく軒樋を取り付け、外壁の塗装に向けて塗装面以外を養生していきます。
外壁塗装は屋外作業になるので、どんなに気をつけても風で塗料が飛ばされる恐れがあります。
養生はそういった塗料の飛散から建物周辺や塗装の必要が無い箇所を守るための重要な役割があります。
せっかくの外壁塗装で、必要の無い箇所を汚しては意味がありません、丁寧に確実にしっかり養生を行います。
養生が終われば、いよいよ塗装作業に移ります。
こちらは軒天塗装の様子です。
軒天には、美観性の向上・雨水や日差しによる外壁の劣化防止・延焼防止・屋根裏の換気といった役割があり、お家にとってとても大事な存在。
経年劣化により木材が剥がれてしまっている場合には取り替えが必要ですが、まだそのような状態になっていない場合は塗装によって劣化を防ぐことができます。
続いて、外壁塗装に入ります。はじめに塗装作業の基本である3回塗りの1回目、下塗りからです。
下塗りは外壁塗装の基本となる重要な工程で、中塗り・上塗りとまったく機能も成分も違う塗料を使用します。
下塗りには、外壁材と塗料との接着力を高める、外壁材への塗料染み込みを防ぐといった役割があります。
下塗りはサイディングボード、コンクリート、モルタルなどの外壁材と中塗り・上塗り塗料との接着力を強め、耐久性に優れた外壁塗膜を作り出すのが目的です。下塗りで使用する塗料は「下地強化剤」とも言われ、下塗りを行わなければ外壁材にこの後行う中塗り・上塗りの塗料が定着しないのです。
また、下塗りをしないで中塗り・上塗りをすると、外壁材を直接塗装することになります。すると、塗料の気泡、その他の要因により外壁材を逆に傷める可能性があります。また、表面をきれいに塗装しても、塗料が外壁材に染み込むため、時間が経過すると塗りムラが発生し、美観に優れた外壁塗装にはなりません。
ひび割れはこの段階でしっかり補修をします。
続いて、下塗りが乾きましたら中塗りをしていきます。
中塗りは、基本的にこの後の上塗りと同じ塗料を使用します。仕上げ塗装を一度で終わらせてしまうと必ず塗りムラができてしまうため、二度にわたり塗る必要があるのです。仕上がりの状態で塗りムラができてしまっていると、10年も経たないうちに塗料が剥がれ落ちやすくなりせっかくの外壁塗装なのにあまり意味がありません。
中塗りもしっかりとムラなく塗っていきます。
最後に付帯部を塗装して、施工完了です。
この度は、創己総業にご依頼いただき誠にありがとうございました。
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現場住所 | |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 | |
施工期間 | |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |
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